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オランダ・ベルギーの旅 追記

絵画編

1.アムステルダム国立美術館

 レンブラント・ファン・レイン(夜警)1642年

2.ファン・ゴッホ美術館

 ゴッホ(花咲くアーモンドの枝)1890年

3.マウリッツハイス美術館

 ヨハネス・フェルメール(真珠の耳飾りの少女)1665年



yakei.jpg


1.およそ5,000点もある中からレンブラント・ファン・レインの「夜警」について。

「光と影の画家」として知られているレンブラントの作品「夜警」は画面が暗黒と言われていて新築した火縄銃手組合の本部に飾るのには、果たしてよかったのだろうかと思っていましたが、この国立美術館に移され、この「夜警」を中心に設計されたと言われて居り教会にたとえると、祭壇にあたる場所に展示されて居りました。中心となる隊長と副隊長、それに左後方の少女が天から差し込む光を受けたように輝いていました。それと同時に六人の画家が絵を担当し、国立美術館に飾られていますが、レンブラントの作品は、ただの肖像画ではなく、隊員一人一人の表情や動きを個性的に描かれています。この「レンブラント・ライト」とよばれる光は、左斜め上45度から光があてられ、光と影が交錯し、市民警備隊が出動する瞬間の緊張感が画面に映し出されています。

また、「夜警」では、実際にありえない光の演出があります。それは少女の部分で、左上からの明かりを少女にも当て、少女を浮かびあがらせ手前と奥、二つの部分に光を当てることで画面は立体的な奥行きをもっています。この絵「夜警」は、1975年、ある男の手によって切り裂かれ、十カ所にも及ぶ損傷をうけ、8ヶ月100人の人々によって修復され、絵の姿を取り戻しました。この修復によって黒ずんでいた汚れも洗われて、長い間夜の光景と思われていましたが、昼間の光景がよみがえったそうです。



almondtree.jpg


ヴィンセント・ファン・ゴッホ国立美術館

2.ゴッホ(花咲くアーモンドの枝)1890年

ゴッホが亡くなる半年前に描いた作品「花咲くアーモンドの枝」の前に立った時、ゴッホの作品とは思えませんでした。ゴッホは黄色・薄い硫黄の黄色・薄い金色のレモンを好み、繰り返し「ひまわり」を描き「カラスの群れ飛ぶ麦畑」「ゴッホの寝室」自画像にも黄色を使っているので印象として花が咲き誇るアルルの果樹園もお気に入りで花を描いていることは記憶の奥にしかなかったもので、このやわらかい色合いで白いアーモンドの花がかぐわしく描かれ太い幹がしっかりと子供の成長を祝っているように思え驚きました。

この「花咲くアーモンドの枝」は、ゴッホとその家族を結んだ一枚の絵で、今も美術館の中央に飾られています。

それは弟テオと妻のヨハンナの間に男の子が生まれたことを知ったゴッホは、アルルの果樹園に咲いていたアーモンドの花を描いて弟テオに送った作品で、代々のゴッホ家は子供部屋の壁に飾り、とても大切にしてきたそうです。



pearl_earring.jpg


マウリッツハイス美術館

3.ヨハネス・フェルメール「真珠の耳飾の少女」またの名を「青いターバンの少女」(1665年)

みずみずしい少女の姿は「北方のモナリザ」と讃えられています。この振り向きざまの一瞬の表情を見せる少女の顔は、多くの謎に満ちています。絵を見る者へ向けられた潤んだ瞳、口元の白い点は、はじめ小さなシミと見なされていましたが、フェルメールの得意とする光の描写だということが修復後に判明したそうです。そしてウルトラマリン・ブルーのターバンが少女の魅力を引き立てています。

6ヶ月に及ぶ修復作業ののち、「真珠の耳飾り」の少女はフェルメールが描いた当時の輝きを取り戻しました。修復による最大の成果は、少女の顔は淡いピンクや黄色の絵の具を用いて実にいきいきと描かれていることがわかったのです。

フェルメールによる小さな魔術、巧みなマジックにも気付いた唇の左端にある直径1.5ミリの斑点は、過去の修復の際には小さなシミとみなされ、肌色で塗りつぶされていました。しかし、これは光の描写を得意とするフェルメールの筆致に他ならないと結論づけられ、艶のある魅惑的な唇が蘇り、もう一カ所ターバンの部分は輝くような鮮やかな青が画面全体を引き締めている。「ラピス・ラズリ」というフェルメール時代、黄金期にも匹敵する値段の高価な石を材料にして作られた「ウルトラマリン・ブルー」と呼ばれる青です。これは「海を越えて渡って来た青」という意味だそうです。

この美術館の主な作品は、日本語のオーディオガイドで詳しく説明を聞くことができます。



主作品:

レンブラント「ニコラストウルプ博士の解剖学講義」

ヤコプ・ファン・ライスダール「ハーレムの街と漂白場の眺め」

ヨハネス・フェルメール「ディアナと妖精たち」「デルフトの眺望」

パウルス・ボッテル「雄牛」

(参考文献:NHK世界美術館紀行)


 
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